ねこもちのすみか

ADHD猫餅の日常記録

「死にたい」を無視してはいけない

誰かの言った「死にたい」という言葉を無視してはいけない。

 

私は躁鬱とADHDと解離性健忘を持つ二十代である。

躁状態で気分が跳ね上がる事もあれば、鬱状態になり、突然「死にたい」と口走り、リストカットオーバードーズ(OD)をして自傷行為をする事もある。

 

私が知って欲しい事、「死にたい」やリストカットオーバードーズ決して構って欲しいからしているわけではないと言う事。

 

私は一昨日突然死にたくなった。

恋人にその事を何度か伝えると、メッセージを既読して一日返さなくなった。

その夜、私はリストカットをした。

行き場の無い破壊衝動と、死にたいと言う気持ちは、他人を傷つけたくない思いから自分へ矛先が向かう。

 

 

貴方には身近に精神疾患を持っている家族や恋人、友人は居るだろうか。

もしも居るのならお願いしたい事がある。

「死にたい」と言っても、どうせ死なないだろ、どうせ構って欲しいだけだろ、と精神疾患を持つ相手に慣れてきて、そんな感情になっているだろうと思う。

 

私は三年前ODで自殺を図った時、当時の恋人に助けを求めた。

けれど彼は私の「死にたい」が慢性化した影響で、どうせ死なないと思い放置をした。

私は帰宅した母に発見され、救急で運ばれた。

その後母が彼に問い詰めると、彼は「いつもの事だから大丈夫だと思っていた」と母に話した。

母がもし帰りが遅ければ、私はもう死んでいたかもしれない。

精神疾患者を身近に持つ人には、疲れるだろうし、またか、と思ってしまうことと思う。

私達精神疾患を持つ人間は、身近な人に迷惑をかけて申し訳ないと思って生きている。

もしも私達が助けを求めていたら、面倒かもしれないけれど、どうか力を貸してほしい。

私達は一日生きる事も辛く感じている。

私達は一日一日、生きるのが目標です。

面倒くさいかもしれないけれど、どうか見捨てないで、死なない様にそっと見張って下さい。

身近な人の「死にたい」を無視して、もし本当に死んでしまったら、貴方の心の中も煮え切らない思いでいっぱいになるかと思います。

でもそれは誰のせいでもありません。

誰のせい、なんてことは無いけれど、もし可能なら無視をしないで生きることに力を貸して欲しいと私は思う。

 

 

 

 

猫餅。